PNH植毛を詳しく解説

 

PNH植毛の特長
「髪がもともと生えている自然な状態を再現する」がコンセプト
1 全ての部位を「FUT」に
よる施術
2 Choi式による繊細な植毛 3 移植毛自体を本来の姿に
一般的な植毛法として、目立ちやすい生え際だけ繊細な術法「FUT」を用い、目立ちにくい頭頂部等は大雑把に行える「パンチグラフト」や「ミニグラフト」を用いるケースが多く見られます。しかし、男性型脱毛が進行性ということを考えて将来を予測すると、全部位を「FUT」で施術(トータルFUT)することが望ましいといえます。 植毛の際、毛の流れ、密度など、より自然な仕上がりを自由に調整するために、Choi式植毛器を採用。
Choi式植毛器
【Fu(毛包単位の株分け)を
Single&Bundle Hairへカッティング

PNH植毛の株分けはsingle hair(ひとつの毛穴から1本)、bundle hair(ひとつの毛穴から2〜3本)によります。後者のbundle hairは、同じ毛穴から2〜3本の毛髪が生えているものをいいますが、このbundle hairは分離することなく移植することが医学的にも合理的といえます。 また、bundle hairを用いることにより、同じ2本の毛を植える場合でも、二つの毛穴から出ている毛を一塊として移植する「Miclo glaft」と違い表皮を完全に取り除くことができるので植毛部位の傷(凸凹)が目立たず生え際がとても自然に仕上がります。
シングル&バンドルヘアーグラフト

採毛 負担を抑え、株分けしやすいように採取
採毛では、「最小単位での株分けが可能なドナーを採取する」「採毛部分に負担をかけずに摂取す る」という2つのポイントが重要です。当院の「PNH法」は現在主流である、メスを使いブロッ クで採取する方法を採用しています。
<メスを使ったブロック採毛(現在主流の方法)>
採毛部分の負担が少なく、移植毛が株分けしやすいというメリットがあります。
メスを使ったブロック採毛
 
パンチを使ったホール採毛
パンチというドリルのような器械を使い円形状に5,6本まとめて採毛を行う方法。採毛部分のキズが大きく、採取した毛自体も痛めてしまう。また、パンチ式で採毛した箇所は一度しか採毛できません。このようなデメリットを考えスキンクリニックでは行っておりません。
パンチを使ったホール採毛
株分け 移植毛自体を本来の姿にする
  一塊で採取されたドナー(皮片)をSingle HairとBundle Hairに分離していきます。この際の施術時間の短縮が後の生着率を高めることになるので、数人の専門のベテランスタッフでチームを組み作業を行っていきます。この他に、毛包にダメージを与えない、乾燥させない、異物を付着させない、よく冷やしておく等が重要になってきます。

 

■毛穴単位で株分けする

毛穴単位だから、最も自然に植毛できる
スキンクリニックのPNH法で使用する植毛株は毛包(毛穴)単位に分けられます。1つの毛穴から1本(シングル グラフト)のものと、1つの毛穴から2〜3本生えているもの(バンドル ヘアー)になります。毛穴単位のメリットは、
  • 表皮を完全に取り除ける(ティアドロップ型)ので凸凹にならない
  • 毛髪に附随する皮膚組織を最小限にできるので植える側の穴も最小にできる
  • 毛穴単位なので、毛の流れや密度などより自然な植毛ができる
パンチグラフト法、ミニ・マイクログラフト法、機械式(吸引電動パンチ)採取法など、他の方法では毛穴単位にならないため、上記のメリットは得られません。
 

 

Point ! 表皮も完全に除去する


【Single&bundle HairによるPNH植毛】
株分けした移植毛の表皮を除去することで、邪魔になる部分がなくなり、植毛部分が凸凹にならず、目立たない。また、一定の流れを作りやすい。
【一般的なFut植毛】
移植毛に表皮が残されたまま移植されることが多い
【ミニマイクログラフト】
毛包単位に分かれておらず、表皮も除去されていないため植える角度の調節が出来ず、植毛部位も凹凸になりやすい。
植毛 PNH植毛で極めて自然なヘアデザインを再生
一般的な植毛法として、目立ちやすい生え際だけ繊細な術法「FUT」を用い、目立ちにくい頭頂部等は大雑把に行える「パンチグラフト」や「ミニグラフト」を用いるケースが多く見られます。しかし、スキンクリニックでは“男性型脱毛が進行性”ということを重要視し、将来的にも自然な状態を保てるよう、全部位をSingle&bundle Hairによる「FUT」で施術する「PNH植毛」を行っています。  
植毛法
  将来脱毛が進むと大雑把な「パンチグラフト」「ミニグラフト」が目立つようになる   将来脱毛が進んでもFUTによる脱毛部分は目立たない

 

 

Point ! 移植術にChoi式植毛器を採用し、より自然な仕上がりを追求する。

Choi式植毛器には4種類あり、移植する毛の大きさや植える深さにより選択できます。毛髪を移植する際に、穴を開ける作業と移植毛の挿入を同時に行うための機器です。これの採用でさまざまなメリットがもたらされます。
  • 毛の流れなどを自由に調整することが容易にできますので、自然な植毛を実現できます。
  • 針先の長さは調節可能で、患者様の頭皮の状態に合わせて使用する事が可能。
  • 眉毛等の繊細な部位にも植毛ができます。
  • 最大の特長は、穴開けと移植が同時に行えることで、手術の大幅な時間短縮、出血の防止となります。
Choi式植毛器以外の方法では、上記のメリットは得られません。
  Choi式
Choi式植毛器には4種類あり、移植する毛の大きさにより選択できます。

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