自毛植毛の歴史  -それは日本から始まりました- 

自毛植毛の歴史は、より小さい単位への進化

自毛植毛の原形が67年前に日本で始めて実施されてから現在まで、自毛植毛の歴史は「植える単位のサイズを小さくするための進化」、といっても過言ではありません。安全性の向上と、生着率、仕上がりの自然さを考えると、より小さな単位で植毛したほうが合理的なのです。 そして、植毛( Transplant= トランスプラント)の歴史を振り返ると、「 Choi 式植毛術」と「 FUT/Follicular Unit Transplant= フォリキュラー ユニット トランスプラント ( 毛包単位の株分け植毛 ) 」はアジアと欧米でそれぞれ起源は違いますが、「毛包単位の植毛」という理論は同じものです。
※ FUT/Follicuar Unit Transplant= フォリキュラー ユニット トランスプラント ( 毛包単位の株分け植毛 )

 

年号 植毛の歴史
アジアの歴史 欧米の歴史
1939年


1950年代

1989年










1993年




1996年






1990年代後半
  |
現在
奥田医師による生毛植毛理論
(火傷による脱毛に皮膚移植を)

ハンセン病患者の眉毛再建術

Single&bundle hair によるChoi式植毛術
Dr.Choiが毛包単位のsingle&bundle hairによる毛包単位の株分けの植毛術を世界に先駆けて臨床で採用。 その後、FUTとして世界に広がる。


石井良典医師が、全植毛を Single&bundle hairで
行うChoi 式植毛術を採用。

スキンクリニックでは石井院長によりChio式植毛術を採用し、将来に渡る長期的な効果とより自然な仕上がりを求め植毛全てを「 Single&bundle hair 」で行なう「PNH植毛 」が始まる。


1996年にカナダ・トロントで開催された、「第2回世界植毛学会」において、Choi氏の「単一植毛術」が表彰されました。


 


オレントライヒ医師による
薄毛に対する円柱植毛術


パンチグラフト法



ミニ・マイクログラフト法

















複数の医師がFUTを提唱。そして、FUTの呼称が世界的に普及。 現在では、自然の仕上がりが必要な生え際などの繊細な部分には「FUT」を。その他の目立たない部分にはミニグラフトやマイクログラフトを使用するなど、組み合わせが主流。

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